鑑定評価書と調査報告書の違いはなんですか?
二つの大きな違いは「不動産鑑定評価基準」に基づき作成されるか否かになります。
不動産鑑定評価基準に則ったものが、鑑定評価書となります。
鑑定評価書は不動産鑑定評価基準に則った鑑定評価を行うため、
裁判や税務署などでの立証資料として有効であり、外部に提示する資料としてご活用いただけます。
また、
不動産鑑定評価基準に則り、評価書には、価格決定理由、判断根拠、分析過程、判断根拠など
定められた絶対的記載事項が記載されます。
一方、
調査報告書は不動産鑑定評価基準に一部則らない調査として、
様々なニーズに対応できるよう
価格の決定に影響が少ないと考えられる部分を除き作成されたものです。